ガーヒー★旅行備忘録

旅行からバイク、しょうもないことまで。

🎍今年もよろしくお願いいたします🎍

あけましておめでとうございます。
2024年になりました。

今年で大学卒業&就職の歳です。
長い長い学生生活と代わるように、長い長~~い社畜生活が始まると思うと鬱確定ですね。



初詣は毎年のルーティーンである神田明神へ。

沿道上のカラーコーンそっちのけで10分〜程でお賽銭まで漕ぎつけられる、この日の出の時間が一番空いている(気がする)。


さて昨年末にヤマハMT-03を納車したわけですが、数百キロに及ぶ慣らし運転を終わらせてやっと、今年がMT-03元年となりそうです。

今年より就職ゆえ懐となおさら相談しながら、このマシンで全国各地をある程度開拓しようと考えている所存です。
320㏄だとニーハンよりも「あと10キロ」がラクに出せるので、高速道路や超高速バイパスでも苦にはならないハズ。


さて増車によってカブの所存が危ぶまれているわけですが、結論を申すとすぐには売りません。
北は日光、南は福岡まで。箱根を超え、富士山も登り、大学までの足としても使った。学生時代の象徴ともいえる、相当思い入れ深いカブ。

近隣までの足として十分使いやすい節があるので、自動車保険満期(秋頃)以降にゆっくり判断を下したいと考えています。



さて、今年はどこを走ろうかな。

ヤマハMT-03 納車しました!納期などをつらつらと。


MT-03 2023年モデル お値段¥687500也。
大学生活の集大成がこれに凝縮されているといっても過言ではない。


このガンダムじみた特徴的なヘッドライト。
シールドはオプションパーツなのだが、標準装備と思えるほど馴染んでいる。前モデルとは大違いだし、てかもう標準装備でいいのでは?

気になる納期だが、お店いわく「店舗には無いがメーカーには在庫があるので、納品で1週間+届出・点検で1週間」の合計2週間だった。

MTが人気車種であることは明白だったし、2〜3ヶ月くらいかかるかなあ…と思ってた矢先の「2週間」だったため、いい意味で拍子抜け。バイクブームが過ぎ去ったからだろうか……。


納車直後で大して乗っていないためカスみたいな感想しか出てこないが、いろいろと列記しておく。

第一に、今までスーパーカブ(8馬力)にばかり乗ってきた身からすると、中高速での安定性が凄い。簡単に速度が出るし、これはMT-25とはまた違ったものであろう。
これは55000円余分に払った価値がある。

23/12/21追記:
国道357号(幸浦~大黒ふ頭)を試走してみたが、高速走行でも非常に安定した巡航が楽しめる。は…ゲフンゲフンkm/hでも「まだいける」という安心感がハンパないのである。やはりMT-25とは一線を画しているに違いない。これを買ってよかった。
寒さで震える余りニーグリップがままならなかったが。


キャンペーンによりETC端末がタダでついてくるとのことなのでもちろん貰い、お店に取付てもらった。
インジケーターは計器の左脇に設定。ヤマハMT・Rシリーズはランプ類が液晶の両脇にちりばめられているため、だいぶ据わりのいい仕上がりに。


ただ、サイドスタンドをガサツに格納してしまうと「パァン!」と形容できるほど安っぽい金属音がするのが気にかかってしまう。住宅街だと響いてしょうがない。丁寧にしまえば解決できる問題だが、乗車後にこの動作を行うのは、中型初心者の私にとってまだ難しそうだ。


ETCもあることだし、冬の間に慣らし運転を終了させてからいろんな場所に出そうと考えています。

待ってろ、春。
MTが春を待っている。

スーパーカブにキタコのキャブトンマフラーを付けたので感想を。


キタコ キャブトンマフラー
定価37000円のこの品、なんとヤフーショッピングで27000円ちょっとでゲットできた。
しかもショップのご厚意でガスケットのオマケ付き。


今年の8月、灼熱の中取付作業に取りかかった訳だが、ピボットシャフトのボルトがとてつもなく固すぎ&共回りし過ぎて断念。汗も土方レベルのダラダラっぷりで熱中症になるくらいならとバイク屋に丸投げしてしまった。
パワフルな電動工具があればちょちょいのチョイだっただろうが、そんなものをケチる貧乏・非力マンに59N・mの締め付けを外すことは不可能でした…。


で取り付け(てもらった)。見栄えはこんな感じ~



(取付後数ヶ月走らせているので多少焼き付き有)
純正にはあったエキパイ部の触媒が無いため、さらにスリムな見栄えに。横にも出っ張っているようすは一切なく、駐輪場で擦られるようなリスクを軽減できそうだ。

また純正と同じスチールとはいえ、実物を持ち上げて比較しても、確実に軽量化が図れている。さらなる燃費向上に期待。別に元から軽いバイクなのにこれ以上軽くしてどうすんだか


触媒が少ないので当然だが、かなりの音量。小排気量特有の甲高く、アイドリング中は「トトトトトトト!!」と、より単気筒感が引き立つ音である。音はYouTubeに上がってる動画等で参照されたい(やっつけ)
「カブ=静音」というイメージを真正面からぶち壊してくれる、型破りなカスタムといえよう。

最初は抜けが良すぎてレスポンスが悪いな・・・と思っていたら実はプラグがすり減っていただけで、プラグ交換後はだいぶマシになりました^^
箱根、いろは坂、福岡…。納車9000キロの長旅、最初の部品交換となりました。ごく”ろ”う”さ”ま”(彦六師匠)


しかし、マフラーを社外品に替えてみて初めて純正の静かさに驚かされる。よくあんなに抑制できるものだな…。
本田宗一郎のDNAを根こそぎブチ壊してくれる狂気のサウンド、心酔!

【神経衰弱】ヤビツ峠はしんどい。

ガーヒーです。

9月下旬。秋雨前線の南下と同時に訪れた秋晴れを見計らい、初めてヤビツ峠まで走ってきました。
普段から宮ケ瀬には行き慣れているので、裏ヤビツからの進入を決断。

初めて走って気になったことを適当にピックアップ。


まず噂には聞いていたが、ブラインドコーナーの多いこと!
鈍角コーナーゆえところどころカーブミラーが見にくく、見通しにも一苦労。幅員減少からのコーナーや、コーナーから乗り物が飛び出してくることもザラなので、神経もすり減る。しかもその状態が20キロ以上続く
気の弱い人は絶対持たんな。

参考値に過ぎないが、平日昼間の裏ヤビツですれ違った乗り物は
バイク6~7台、自転車5台、車3台であった。

そもそもバイクで来ているゆえすれ違いなんてなんのそのだが、もしこれが乗用車同士となると苦労必至だろう。バイクもそうだが乗用車の運転によほど自信のある方以外(自意識過剰を除く)は、ここより東に位置する県道64号の利用をオススメする。ここなら片側1車線以上は確定である。


ヤビツ峠バス停

漫画『イニシャルD』を一読した方にはお馴染みの光景。

[
秦野駅行きのみだが、土日は7本/日。これはすごいこった。
昨今の路線バスは低賃金・クソ客などのブラック環境ゆえ全国的に数を減らしつつあるが、こんな辺鄙な路線が今日も存続しているということは多少は利用客が居るのだろうか・・・。


バス停から"南に"1キロほどの直角コーナー
[
落ちたら死を意味する二重のガードレール。実際ここら辺の眼下は断崖絶壁で、場所によっては木すらなく「真下」に城下町が見える。
]

表ヤビツだからといって気を抜いてはいけない。
”南に1キロ”でお察しのつく方もいらっしゃるだろうが、ここを路線バスが通るからなお驚きだ。ここで出くわしたら色々面倒そうだなぁ~~(他人事)


菜の花台


夜中に首吊りが出たという伝説の公衆トイレ。もし出くわしたらしばらく寝れないだろうな。
利用者は普通にいました。



昼ごはんはふもとの246沿いにあったインドカレー屋。
評判は良いらしいのだが、平日のせいだろうか。客は私一人だけで、店員は皆暇そうであった。


ヤビツ走破・推奨事項
・バイク歴2年以上
・ワインディング経験あり

【三崎口】城ヶ島灯台のボードウォーク、死す

三浦半島南端に位置する城ヶ島灯台。築150年を超えるベテラン選手だ。
2年半ぶり(2021年以来)にここを訪れてみたら、そばのボードウォークが老朽化によりなんと通行止めになっていました。2年前と比較しながら追っていく。

灯台入口

2021年。写真左側より、ボードウォークに入れる様子がうかがえる。

2023年。ロープと注意書きで厳重に封じられていた。


灯台西側より

2021年。何箇所か補修用の当て板やカラーコーンがあるが、問題なく通行できていた。なんなら「気を付けて通行してください」の張り紙もセットで。公認か。

2023年、先ほどの自撮りライトみたいな像付近から撮影。
雑草が手入れもされずに生い茂って、一部に至っては歩道の跡形がなくなりかけている。一昨年の訪問直後に通行禁止になり、それから一切放置されていたのだろうか。

▼ボードウォークの先(城ヶ島京急ホテル)

2021年。立入禁止のフェンスギリギリまで行けていた。

ボードウォークのさらに先には、亡き城ヶ島京急ホテルへ通ずる階段につながる。当時はフェンスの前まで行けたのだが、通路奥を見ていただく通り草に阻まれとうとう近づくことすらままならなかった。冬なら行けそうかな・・・?

というか、ボードウォークは近づいてみて見ると穴が拡大するなどの老朽化がより深刻である。一部立ち入れる箇所もあったが、そこを踏み込んでみると木が猛烈にたわむのでなおさらだ。コリャ通行禁止にもなるわ・・・


京急ホテルといい、これらが撤去されるのか、補修されるのか・・・。命運がが危ぶまれる。

【悪徳企業enish】『つなキャン』は原作ファンへの冒涜である!あまりにもクソゲーな件を再考察(24/04追記)

2023年6月、漫画ないしアニメ『ゆるキャン』をモチーフとしたアプリゲーム
ゆるキャン△ つなげるみんなのオールインワン!!』(以下、つなキャン)がenish(エニッシュ)よりリリースされた。


さっそくだが、このゲームの一プレイ画面をご覧いただこう。

Twitter等で散々話題になったためくどいだろうが、これに似たUIどこかでお目にしたことはないだろうか・・・?



ほぼウマ娘やないかーい!👆💦

そんなウマ娘もよく「パワプロのパクリだ!」と言われ、しまいにはパワプロ開発元の特許ゴロのコナミに訴えられているが、それでもリリース2年で2600億円を売り上げる偉業を成し遂げるなど留まるところを知らず、ウマ娘は大いに成功しているといえる。
しかしながら陰に、それなりに世間に知れ渡っており、同じようなゲームシステムをもってしてでもつなキャンは「つまらん」「システムが意味不」など酷評が吹き荒れているのもまた事実である。

▼おかげでサジェストはご覧のありさ

蓋を開けてみればツッコミどころがたいへん満載な当ゲームなので、ウマ娘などと比較をしながら問題点を見ていこう。

チュートリアルが冗長(改善済)

リリース初期は、名人ばりに連打でプレイしても1時間程はかかっていた。リセマラなんてできたもんじゃない。
お試しガチャ、サポートカード編成、キャンプ、道具のクラフト、道具のホームでの配置までこのゲームのイロハを一度にやらされるので非常に効率が悪く、最初にやった事なんて記憶力MAXの若者だとしてももう覚えていられない。
そこを初めて開いた時に小出しにチュートリアルしてくれればまだ覚えやすいだろうに。

案内を受け、次に操作するコマンドにしか触れないことは構わないとして、誘導される時の「ココダヨ(cv.豊崎愛生)」の音声が とっっっっっっっっっっっってもくどい。1時間のチュートリアルゆえ思い出したくないくらいの回数を聞かされたものだ。5秒に一回ほどだったか?

これに関しては後にチュートリアルをスキップできる機能が追加されたため、9割方カットされリセマラも容易になり、「ココダヨ」の煩わしさも解消された。

これに関してはジャブにもならないレベルでかわいいものである。


キャンプモード


もうお察しはついているだろうが、ウマ娘でいう「育成モード」である。

キャンプに育成とは…とまず思ってしまうが、それに関しては後でとりあげ、ここではシステムの内容のみを扱う。

ステータスの意味が分からない

まず、各トレーニング(?)によって得られるステータスをご覧いただきたい。

いや何をどう活かせる能力なんだーい☝️💦

ウマ娘であれば「スピード=最高速を求めるには必要だな」「スタミナ=長距離走には必須なんだろうな」のように、ある特定のステータスを伸ばすことに意味を見出しやすい。
要するに「レースのこんな所で役に立ちそうな能力だな」とある程度予想がつきやすく解りやすい内容となっている。

心なしかその意味が全く見出せない。
ぬくもりって何やねん。布団で寝ればぬくぬくできるやろがい
『結局全て「まんぞく」に繋がるのでは?』という極論が出てもおかしくない、よく分からないステータスばかりが列挙されている。

レーニング(?)にも不自然な点あり

ゆるキャンにおいてトレーニング(?)内容は以下の通り。

ターン制&体力制を採用してしまったゆえ、現実味のないor意味の分からない展開が発生してしまいがち。

「おしゃべり」「ながめる」は頑張れば永続的に行え、「たきび」は火を絶やさせないという解釈なら何度行ってもかろうじて不自然ではないが…

「せつえい」も何回でも実行可能。キャラクターが何度も同じテントを設営する光景を目の当たりすることとなる。普通1回のキャンプで一回きりの行為では?知らない人のキャンプでも手伝ってるんかいな。あれ…?でもゲーム中周りに他の人っていないよな…?

「たべる」に関しては何から何まで意味不明。昼から晩までお菓子やカップ麺ばかり食べている奇妙な人になるし、成功の有無問わずなぜか体力は減るし、体力のない状態だと失敗もある。本当になにこれ。

ウマに倣って苦し紛れに5つ用意しなくても・・・。

余談だが、メンバー間で絆ゲージを貯めると行える「友情トレーニング」は「コラボレーション」と銘打たれているが、なんかダサい。どうせ仲良しゲーなので、開き直って友情トレーニングにでもしてくれた方がまだマシに見えてくる。


キャンプミッションがめちゃくちゃ


ウマ娘にあたる「目標レース」である。
内容は薪割り大会、料理アレンジなど多少バリエーションがある。
ミッション過程が自動的に3カット入り、それぞれに「よくできました!」「いまひとつ…」のどちらかの評価が下り、それらを勘案したうえで最後にアルファベットS〜Bで評価される(画像下)…がっ!

評価がめちゃくちゃではないか…!
「よくできました!」3連発なのにB評価、「いまひとつ…」過多なのにAないしS評価と、攻略サイトを見ない限り評価基準が全くもって不明。同一ミッションに同一装備で挑んでも毎回かなりバラツキが出る。
レアリティの高いギア、要するにキャンプ道具を装備させれば高評価が安定して取れやすいとはいうが、ギアはギアでまた問題があるので後述する。


ウマ娘も競馬という題材ゆえ多少の運要素があるが、こちらは運要素が桁違いだ。

そもそもキャンプで目標ってなんやねんと。
ウマ娘パワプロでは、定期的にレース・試合に出場して育成キャラの力試しを行うことが大事である。また、ウマ娘であればそもそも競走モノなので「上位に入線すればよい」と、ゲームをせずとも題材の時点で目標がある程度予想しやすい。
また、自身の有するキャラクターで目標を成し遂げることで成長をより実感でき、今回ないし次回以降の育成のモチベーション向上に繋がる、むしろ必要不可欠なツールだ。

このゲームではどうだろう。現実でも成長することでトラブル対処など基礎知識を身に着けることはできるだろうが、
キャンプに成長を求めることは必ずしも必要なのか?キャンプで定期的に行う力試しとは何なのか?”ゆる”キャンとは?と考えると色々止まらなくなってしまう。

結局最後までウマ娘に寄せすぎ


育成完了後。
完全に因子じゃんwwwwwwww色合いまで似せる小物っぷりに、初見では素で爆笑してしまった。
※参考(ウマ娘



レポート編成。過去のキャンプ記録を編成して「ゆるすた(訳:チームランク)」の評価を高めようという訳だが、ここまで寄せていると一周回って面白く思えてくる。いい加減Cygamesに訴えられるぞ。ていうか訴えられろ。

気の遠くなるギア収集


多すぎるって。コンプ勢死にそう

ある程度ゲームを進めていただいた方には分かるだろうが、ギア・料理を作るにはそれらの「設計図」「素材」が必要である。
それらは1回十数分かかるキャンプ(訳:育成モード)を終えることによって初めて得られるアイテムであり、いざレアリティの高いギアを作ろうものなら、素材類を集めるのに果てしない時間が必要になる。

補足:オートモードが追加されバックグラウンドでも勝手にキャンプを進行してくれるようになったが、それでも所要時間は10分程度かかるためお手隙になるだけ。そういうのじゃなくてスキップ機能をつけてくれ。


ギアの方にいたっては消耗品という特性上汚れがたまるため「メンテナンス」が必要なのだが、これにも素材が必要となるため深刻な素材不足に陥りがち。

無課金のうちはやっすいギアで自転車操業必至なことだろう。んで、気が持たなくなって皆やめてしまう。

ストーリーはアニメの追従&キャプチャ使い回し有

シーンの半分はねんどろいどの様なデフォルメキャラによる3DCGで再現されているが、残り半分はアニメのキャプチャで済ますやっつけぶり。唐突な使い回し紙芝居スタイルである。
原作ファンには再現性などに多少はニヤリとするだろうが、どうせやるなら全部再現してくれや・・・。

というか、enishはオリジナルストーリーの一つも考えられないのだろうか?日常系のゆる~い作品だからこそ、IFストーリーを作るにも幅が利きやすいはずなのに・・・。
クソガバガバシステムの育成モードやホーム画面の穏やかな雰囲気を眺めることが本命なのはそりゃごもっともだが、だからといってココをおざなりにするのは違うだろう。このモードが存在する以上、責任をもって作って欲しいものだ。

不親切なUI

トップメニューはわりかしまとまっている・・・がっ!

一番左下の「△」で表されているメニュー画面を開くとこんなありさま。

魔窟か。
大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのようにユーザーの使用頻度に合わせてボタンサイズの調整こそなされてはいるが、似たりよったりの色合いやテキスト量のせいでごっちゃな印象に。「キャンプ」や、ギア周りを扱う「クラフト」はトップメニュー(ひとつ前の画像)からでもアクセス可能なので、むしろ余分まである。

まあスマブラの場合はまとめ過ぎるあまり、各種設定すら「いろんな"あそび"」の中に入れられ別に問題が発生しているが・・・。


話を戻し、さらに右上の4連ボタンのうち「田」のボタンを開くと…

もっと魔窟があった。しかもここで初めて「メニュー」の文字。さっきの画面は何だったんだ?と思えてしまうからよりややこしい。

ホーム画面から設定画面に行きたい場合とで、ウマ娘と比較してみよう。

このようにワンクッション遠回りなアクセス性であるうえ、そもそもトップ画面の綺麗さを追求したせいでメニュー画面はごっちゃになるばかりか、整頓すらされていない。
汚部屋に人が遊びに来ると聞いて、表だけキレイにしてあとは押し入れに詰め込んでいるのと何ら変わらない。

ゲーム初心者であれば迷子必至だし、慣れたとしても二段階踏まなければ辿りつけないのはたいへん面倒。
開発者の自宅が見てみたい。


他には、アイテム「ツカぽん」は銀、金、虹色と3種類展開されているのだが、スマホ版ではアイコンでの判別が非常にしにくい、育成のトレーニングメニューはそれぞれメニュー間でスライドが不可能なので情報が比較しにくいなど、枚挙にはいとまがない。
きちんと実機でテストプレイをしたのだろうか?

まあ良いところを挙げるとすれば、「ゆるナビ」というやる事リスト的なものに方位磁針のアイコンを用いた事だろうか。方角を示し人を導く用途のアイテムをここで採用したことは有用だろう。
このゲームの数少ない褒めポイントである。

いろいろな物が使い回されたガチャ

ウマ娘同様、「キャラクターガチャ」「サポートカードガチャ」に大別されている。
ここすら似てることには目を瞑るとしても、ここからさらに問題有。


キャラクターガチャを引いた際に流れるBGMは、ゲームオリジナルなどではなく亜咲花の「Shiny days(ボーカル入り、しかもイントロから)」。一方サポカガチャもアニメ中に使用されたBGMと、なんとどちらも使い回し。どんな短命ゲーでもこれだけは作られているってのにやる気ないでしょ。
くどすぎるせいで「Shiny daysが嫌いになった」「引退した」との声もTwitter上でちらほら見かける始末。ムービーはかろうじて作られているため(確変演出あり)、結局ストーリー同様詰めが甘いのがenishクオリティ。

サポートカードは、リリース初期のラインナップはなんとアニメのキャプチャのみ。全く同じことをして(+複合的要因で)悉くクソゲー扱いされてしまった、今は亡きインデックス開発のアーケード音ゲーけいおん!放課後リズムタイム』をまるで参考にしていない。
▼初期のガチャ。アニメを観たことがあれば尚更ピンと来るだろう

▼改善後。リリースひと月でデフォルメキャラのカードが登場した

使い回しサポートカードによるイベント発生画面

大抵のユーザーは「書き下ろし」といったように、ゲームという新しい媒体だからこそよりオリジナリティのあるコンテンツを求めているだろう。そんな期待を平気で裏切られてこれを出されたらそりゃ憤慨ものである。

そもそもゲームに向いた題材ではない

結局これが頂点である。
作中でも言及されているが、キャンプは
❶設営して
❷火起こして
❸飯食ったら

あとはヒマしか残らないのである。まあそのヒマをどう活用するかがキャンパーの腕の見せ所なのだが。

まあ平たく言ってしまうが、それくらいしかやることの無いゲームにわざわざ課金しようと思うだろうか?
ゆるいゲームの代名詞に『どうぶつの森』シリーズがあるが、移り住む住民との半永続的なコミュニケーション、ランダムに登場する動物・魚、カブを用いた疑似ギャンブルのように、買い切りゲーなので課金の札束で殴り合うようなイベントもないしゆるく遊ぶこともできるし、アイテムコンプリートをしたければガッツリ遊べるし、十分にゲーム性が織り込まれている。

今度はゲーム開発者の腕の見せ所になるが、仕上がり次第では「ゲー無」という名を冠されてもおかしくないだろう。


要はゆるキャンをゲームとして開発した時点で中身・ビジネス的にも詰みなのである。
事実、ニンテンドーSwitch・PS5より『ゆるキャン Have a nice day!』という2021年にリリースされた先客が、薄々それを証明してしまっている。
これは平日は学校、土日はキャンプというルーティンを5週間繰り返すゲームなのだが、ゲームとしてゆるすぎるあまりAmazonのレビューでは「電子紙芝居のようだった」「小説に近い」「やり応えのあるものにしてほしかった」という評価が散見された。ゲームとは…

中身の無さを露呈させたくないためか、開発元のMAGES公式が「ゲーム実況はお控えください」とアナウンスまでする始末。



話しをつなキャンに戻そう。
ウマ娘の大ヒットぶりに憧れたのかは知らないが、この題材にして育成ゲーム方式を取り入れたことは明らかにミスチョイスだし、誰も待ったをかけなかったのだろうか?まあその程度の会社なんだなってことはうかがえるが

育成ゲームに向いているジャンルとしては、やはりウマ娘パワプロといったスポーツものである。
ステータスを設けることでキャラクターの成長具合が容易に把握できるし、そのステータスを伸ばす手法としてトレーニングを用いるのである。現実でもそうだが、トレーニングはコツコツ繰り返すことに意味があり、その点でお菓子ばっか食って成長とかほざくどこぞのゲームと違いターン式であっても違和感を感じにくいからだ。


いっそのことスマブラよろしく格ゲーにでもしてしまった方が面白さが倍増するだろう。リンが原付で轢いたりちくわが巨大化したり(後略)

総じてenishがクソ

なんてたって対応がお粗末。

・とある新衣装が実装された際、予告されていたスキルと別のスキルが発動されていたにも関わらず、メンテナンスもせずしばらく放置
・詫びのスタミナ配布は個数を30倍に間違える
・不具合の問い合わせメールを送ったものの、来たのは自動返信メールだけで詫びや報告もなくサイレンス修正(体験談)
松ぼっくりミニイベント(後述)の報酬「Amazon100万円分!」が「感謝のアマギフ大放出」とテキストを勝手にすり替える
など・・・のっけからやる気の無さが露呈しまくっているうえ、誠実性が微塵も感じられない。


松ぼっくりイベントに関してはもはや報酬インパクト全振り。トップランカーなら報酬はAmazon100万円分
新規ユーザーをむりやり集めて課金可能性を見い出そうようとするだけで、原作ファンへの配慮が一切見られないクソイベントでありゆるキャンへの冒涜でもある
仮に報酬インパクトだけを大きくして人が集まっても、ゲームの根幹がクソのままであれば、イベント終了時には蜘蛛の子を散らすがごとくユーザー人口の激減は秒読みであろう。日本国政府も真っ青になるその場しのぎっぷりである。
▼問題のイベント

ちなみに当イベントだが、上級ランカーより「フルスペックで挑んでも1位並のスコアを取ることが不可能」という報告が上がっており、ランキング上位にサクラがいるという噂が流れている。
これが事実であれば100万円に釣られたユーザーをまんまとカモにする、まさにクソ企業の所業である。潰れろ。


極めつけは、つなキャン製作陣の舐め腐った思想である。
noteに上げられた対談の一幕をご覧いただきたい。

enish 真田:僕がキャンプに行ったりすることもそうですけど、アニメもずっと流して見ていて。やっぱりファンの皆様に物を届けるにあたって、元々ファンじゃない人間がゲームを作るのって若干失礼かなと思う部分があるんです。

なので、どこか失礼に当たらないようにずっと朝から晩まで『ゆるキャン△』のアニメを流して見ていますし。

キャンプにできるだけ行って、少なくともそのファンの皆様に申し訳立つぐらいは、『ゆるキャン△』のことが好きになるように今努力しています。実際に好きになっているという自負があるくらいのことはやっているんですよ

流して観てる癖に「失礼に当たらないように」とはどういう言い草だ?真田。ぶっ○されたいのか?
あと好きになる自負がある"くらいのこと"ならミーハーでも出来るわ。笑わせんな。


クソ対談の全文は下から

この一文を見たときに私はこの上なく憤慨し、失望した。「ハイハイ、適当に作るなってオタクらに騒がれるのが嫌だから観てますよ(笑)」程度の所詮金稼ぎの手段としか考えていない、作品へのリスペクトが微塵も無いクソ人間のセリフである。
「申し訳の立つくらい」という割には流し観発言など、言ってることとやってることが矛盾しており、とにかくやる気の無さが直球に伝わってきた。情報収集のために『けいおん!』好き社員を集める社内メールまで送ったあっちの方がまだマシに見えてくる。

唯一納得したことといえば、パクリ・使い回しなどのやる気のないシステムや、オリジナルストーリーではなくアニメ追従の紙芝居ストーリーも、全てこの真田の考え(笑)に基づいた産物であり、ようやくクソゲーゆえんのロジックが繋がったことである。『"つながる"みんなのオールインワン』とはきっとこういうことなのだろう。非常に面白い。

育成も、ストーリーも、ガチャも、100万円の松ぼっくりも、全部そう。「本気でリサーチしてファンに愛されるものを本気で作るんだ!」という意欲ならびに愛が無いからこんなスカスカな物しか作れない。そんな気持ちでゲームを作るのであれば、最初からこのゲームが存在しなかった方がはるかにマシである。

クソゲーwikiスマホゲームが執筆できるのであれば、クソゲー判定は間違いなしだっただろう。対象外で良かったなおまえら!

悪行の末路

つなキャン以前より赤字続きであったenishであったが、テコ入れとしてリリースしたであろうつなキャンの努力むなしく、2023年の2Qは(4〜6月)はリリース延期でその分の開発費や減収分が相まって、2割の大減収、トータル8億3千万円の大赤字。むしろ赤字拡大までしている。
リリース初期は特に稼ぎどきだってのにこのザマなのは当然の報いだろう。

3Q(7〜9月)がどう出るか、たいへん楽しみである。

2024/01追記:
2023年3Qの業績がとっくに出ていました。
最終利益、10億1千万円の赤字でございます☆彡
▼2023年の売上等の累計(3Qだけで10億円の赤字ということではない)

▼2023年各Q別はこちら。

▼グラフにするとこんな感じ。つなキャンは企業に何一つ貢献できず、ただジリ貧


何から何までいい数字に恵まれていない。リリース後のやや稼ぎ時である3Qでは多少は売り上げたらしいが、結局開発費や維持費からか赤字のまま。
ゆるキャンというでっかい看板を引っ提げてもこの数字。もうやめにしませんか?

<2024/01追記終了>


当然株価も大暴落。つなキャンに期待して買った人がすぐ売ったことが露骨に見て取れるばかりか、リリース以前より悲惨なことになっている。完全につなキャンが腫れ物となっているようだ。

セルランはというと、iOSで2023年9月の平均が575位である。

game-i.daa.jp
ソースがGame-iのどんぶり勘定なので参考値に過ぎないが、これが700万部を売り上げた大人気漫画のランキングとは思えない。
なんならリリース月の6月ですら100位を下回る始末。
▼2023年9月中の推移(薄い赤)。一般的にサービス終了のリスクが急激に高まるとされる400位をぶっちぎりで下回る。

※2023/11/03追記
DL数推移(android、リリース日以降~)もみておこう。ソースは先ほどと同じGame-i。

(左:つなキャン 右:ウマ娘
一目瞭然である。つなキャンは伸びっぷりが完全に頭打ちそのものだし、そもそも700万部を売り上げた漫画のゲーム(略)。公式は「1000万DL達成!」と謳ったようだが、きっとそれはリセマラ勢込みでの数字だろう。
直近のDL数はというと70回/日前後、すなわち約20分に1回ペースと地方のローカル線並みの少なさであった。

<さいごに>

私は原作も持っているし、アニメも劇場版も全て観に行き、山梨・静岡県等への聖地巡礼も何度も敢行したほどであるが、このゲームにはたいへん幻滅してしまい、ものの1か月ほどでアンインストールしてしまった。まあ世間一般でも人気な作品ゆえ、ガッカリしたのは私に限ったことではなかっただろうが。

そもそもゲーム化させたこと、これらのクソシステム、デモムービーやインフレしきった報酬で人を釣り、開発者は舐めきっている。どこをとってもやはりゆるキャンへの冒涜でしかない。このゲームに出てくるキャラらは自分をゆるキャンのキャラクターだと思い込んでいるおっさんの集まりであると言い聞かせた方が精神衛生的に一番よいだろう。

また、題材がゲームに向いていないと先述してしまったが、手を込んで作りさえすれば『have a nice day!』のように、極端に悪評やボロの出るものにはならなかったはずだ。コンテンツそのものよりそれを活かす人側に明らかな問題があったといえよう
例えるなら料理が下手な人である。たっけえ肉を買ってきたのにぶきっちょすぎて黒焦げにしてしまった、みたいな感じ。


今後の見通しであるが、セルランやenishの業績から素人目に鑑みれば、1年以内にサービス終了してもおかしくない。というかさっさとしろ。このゲームをアニメ3期放送までに生かしてはならない。放送の合間のCMでこんなものが宣伝でもされたら、ゆるキャンというコンテンツそのものが終焉してしまうかもしれない。
ミーハーが「へぇ~ゆるキャンってスマホゲームもあるんだ、やってみよう!」→「は?なにこのゲーム、クソ過ぎ」→「ゆるキャン=クソだ!」→「炎上、オワコン」という一連の負の流れが生まれてしまうことが何より恐ろしいからだ。

実際、終焉の匂わせはあることはある。
リリースからたった2ヶ月で強力なカムバックキャンペーンが開催(下画像)され、松ぼっくりイベントの報酬に「100万円のAmazonほしい物リスト」・・・。ゲーム内外問わず、すでに露骨なインフレが発生している始末。これはサ終秒読みか?

▼こういうのはせめて周年イベントとかで行うものだろう


2024/01追記:
当年2月から3月末まで長期メンテが行われるらしいですね。律儀に真田からのメッセージを載せたツイートもあるようで。
本当にテコ入れによるものなのか、苦し紛れのサ終しのぎなのか、真田の真意やいかに。私は前述しているが、ハッキリ言って長期メンテに入ってそのままサ終してほしい。

あと「つなキャン サ終」と検索するとはちま起稿とかのアフィを差し置いてかなり上に出てきているみたいでウケる。ページの下部に出てくれば良い方だと思っていたが、不覚。

今後も動きがあれば追記します。
<2024/01追記終了>


2024/04追記:

(テレビCMより)
まことに遺憾である。当ゲームは3期放送までにサ終しなかった。
リニューアル後のレビューはしません。真田がいる以上あの腐った思想がこのゲームに宿っていることは変わらないと思うと怒りがこみ上げてくるし、なんせ面倒。
レビューしてくれる有志求む。
<2024/04追記終了>



こんなクソゲーに課金していないで、そのお金で実際にキャンプや聖地巡礼に行ってみよう!!その方が絶対に有意義である!

【もうただの観光】スーパーカブで行く!福岡ツーリング Chapter3(最終回)

ガーヒーです。

続きものでございます。
前回はコチラからどうぞ。
top2202hakko.hatenablog.com
最初から見たい方はコチラから。
top2202hakko.hatenablog.com

旅の全行程をおさらい。
1日目:横須賀港出航🚢
2日目:船上→門司着→小倉泊
3日目:小倉→門司港関門海峡小倉競馬場→旧友と再会
→福岡市内泊

4日目:太宰府天満宮海の中道→福岡市内泊
5日目:福岡市内→博多南→天神→福岡タワー→門司港→新門司港出航🚢
最終日:船上→横須賀着→帰路
赤:旧友とマスツー

Chapter3は5~最終日までを追います。


今章はただの観光が割合多め。というのも、折角はるばる博多に来たので、最終日はそれほどバイクを出さずそれなりに観光してみようという考えだ。

最終日は大きな目標として
博多南線500系新幹線)に乗る
・天神、博多エリア散策
・博多ラーメンリベンジ
・福岡タワー
・門司で焼きカレーを食す

これを軸に動いていく。


5日目
8:00 グランビュー福岡空港出発


部屋からの眺め。7時を境に旅客機がわんさか出入りする。
騒音はというと窓を閉めればほぼまったくしなかった。

博多駅

でかい壁だなぁ

10時過ぎ 博多駅ホーム

かねてより旅の目玉のひとつ、博多南線もとい500系新幹線の入線。幼稚園児の頃から認知してはいたが、実際に乗るのは齢21にして初めてだ。

鉄道系は「大人になったら好きなときに乗れるから」と言われ我慢させられた少年時代を経験した方も多いだろうが、この場合、日本の寝台列車よろしく大人になるまで待っていたらほとんど廃止されていたという無慈悲なケースが後を絶たない。
この列車も製造からはや20年余、何事もできることはできるうちにやっておこう。


2024/02追記
なんて言っていたら本当にいなくなるらしいですね。
とはいえまだ2編成は残るらしいですが、予感は早いうちに的中することに。
このとき乗っておいてよかった~とふと回顧。



本当に丸い。

注意事項にはなるが、博多南線は全便が500系で運転されるわけではないので、500系に乗車したい場合は時刻表などで使用車両を必ず確認されたい。この路線は日中は1本/時であり、車両を見誤るとリスケの手間が生じるばかりか、最悪今後の行程に計画倒れが起きてしまうからだ。


ものの8分で博多南駅に到着。


駅前に市民プラザ的な建物はあるが、他にめぼしい物といえば悪書追放ポスト、いわゆる「白ポスト」があった。生涯で初めて目の当たりにしたし、なんせ令和だぞ。
知らない方向けに解説しておくと、要らなくなったor親に没収されたエ口本が捨てられている場所である。インターネットなどでエ口が簡単に閲覧できるようになった今日、コイツに本が投函される日があるのだろうか…?


折り返しの新幹線で博多に戻ってきた。
西鉄バスも初めての乗車である。


横浜市のベイサイドブルーという連節バスに乗って以来、2度目の連節バスである。しかもこれは海外メーカー。

にしたってバスに乗ろうがバイクを運転しようが分かることだが、噂通り福岡は交通マナーがたいへんイカれている。割り込み・イエローカット・信号無視・クラクションetc…関東地方と比でない。

修羅には修羅なりの走りが要求されるので、旅行かつ免許を取って間もない方や気の弱い方は、自力でこの街を走ることを推奨しない。素直に公共交通機関を利用されたし。


11:30 昼食
博多ラーメン・リベンジは西鉄天神のShin-Shin。
ほぼ外人で十数人が列を成していたが、評判通り回転率は良い。
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Dランチ(らーめん&半チャーハン)¥990
豚骨特有の臭みが驚くほど少なく、風靡と違い冷めてもコラーゲンの膜が一切生成されない。
店舗がPARCOの地下街にあるためあえて臭いを抑えているのかとも考えたが、レビューをみたところ本店などの他店舗でも臭みはほぼないようだ。そら外人が列を成してまで食べに来るわけだ。要するに、豚骨の匂いに慣れない博多ラーメン初心者にオススメということである。
※ここに慣れてしまい他のラーメン屋で悶絶しても責任は負いません


13:00 福岡タワー


1階から望めるすけるとん。男の子こういうの好きそう

昨日走った志賀島を望む

バイクの駐輪場は、中央プラザ(写真中央)、写真中央の都市高速をまたいだ先の室内に位置している。入口から道路を辿っていただくと分かりやすい。
福岡タワー公式サイトではタワーそばの平面駐「車」場の案内しか掲載されていなかったため、旅前のリサーチの段階から苦労。どうせすぐそばなんだしついでに案内してくれ!!!


さてタワーも観光し福岡市内滞在の最後に、一面緑で名物化したアクロス福岡も一目。
Chapter2(2日目)の宿泊時に利用した地下駐輪場がこの地下にある。


炎天下の国道3号線をひた北上・・・


18:00 門司港駅(夕景)

3時間かけ、再びこの地に戻ってきた。通学利用も普通に居たから驚きだ


2階には当時ののVIPが使用していた貴賓室があり、タダで見学が可能。

伽哩本舗

maps.app.goo.gl

門司港駅徒歩1分。
門司港エリアの人気店かつL.O.19時半と例に漏れずハードルはやや高めであるが、行ってみるのも悪くはないだろう。


野菜焼きカレー(M)¥1100
普通は付け合わせとしてあるべき(であろう)野菜がカレーにインされた、そんな一品。ごっそさん😋

運と時間を味方につけると、食事をしながら店内から美しい夕焼けを眺望することができる。
筆者は見事に運をたぐり寄せたようで、どうやら珍しかったのか店員さんもこぞって写真を撮っていた。




私事だが『アテンションプリーズ』という日航全面協力のもと制作された上戸彩主演のキャビンアテンダントものドラマがたいへんお気に入りで、
ここ北九州が主人公の出身地である設定を忘れるはずもなく、作中に登場した場所もいくらか撮ってしまった。ただ北九州空港まで行く余裕は無かったなぁ。


別れの一枚。


最後の観光スポット・和布刈(めかり)展望台


関門橋ないし下関、門司港エリアを一望できる。
自家用車が無ければ門司港そばにレトロ展望室たるところがあるので、そこでも似たような景色を味わえる。上の写真にも堂々写っているこれだ。

余談だが、「めかり」とは「ワカメを刈る」という意味であり、関門人道橋・門司側そばにそびえる和布刈神社から名前がきている。関門自動車道のめかりPAももれなくそれが由来だ。
maps.app.goo.gl


ちなみに展望台までの道中は山間部を上り下りするわけだが、夜中にロービームで走ろうとするとこんな有様😂一寸先は闇の具現化である。
どうせ山道は一方通行なので、ハイビームをためらう理由はない。


21:30 新門司港フェリーターミナル


【悲報】出航まで2時間半もある

乗船開始は横須賀比で30分ほど遅かった(23:30頃?)ため、気持ちとしても長く感じる。
11時を過ぎたころだっただろうか。小倉駅門司駅発の西鉄バスによる送迎バスが来ていたが、観光客はこのバスなくしてこの港に行くのは面倒だろう。

歩くのはやめておいた方が良かろう。


~乗船~
お部屋


ツーリストA、一番リーズナブルな等級だ。

▲勃○ではないです。
ツーリストS→快活→カプホ→ビジホ→ツーリストAとほぼまともな場所で床につけなかったこの旅だが、寝具は綺麗だしエアコンの吹き出し口(風量調節可)が備え付けてあるなど、設備はカプセルホテルに引けを取らない。

しかし同室の子供の騒ぎ声が気になり、思わず何度も諭しに行ってしまった。帰りもツーリストSにすべきだったかなぁ、とちょっと後悔。


くどいので船内設備は割愛。悪しからず。
詳しく知りたい方は当記事のChapter1を参照されたい。


最終日
8時前 室戸沖


文句なしの晴れ、海面も往路と比べかなり穏やかである。

しかし、これでも台風接近(2023年6号)接近中とのことで、眺望室には窓破損防止のカバー(鉄板)がかぶせられていた。ぴえん。


昼ごはん 博多明太バターうどん ¥700

バターとうどんの汁と明太子のカスが混ざり合い、食後の器ン中がたいへんきしょくわるいことに。

晩ごはん 南蛮チキンセット ¥1200

福岡の最後の思い出に、一食。
余談だが、近くを航海していたせいで神津島で撮影した写真iPhoneが勘違いしてしまった。いや距離的に下田だろう😂

だいぶ割愛してしまったが、何も起きなかったわけではない。

利島あたりで虹も出たし・・・

伊豆大島も元町が見えるほど近くを航行した。
たった半年前にここを旅した身からすると、思わずしみじみしてしまう。


21時 横須賀港到着

旅行を終えて家路へ向かう一ライダー。
疲れからか、これ以降の写真を撮り忘れて帰宅してしまう。(迫真)


★旅の費用(概算)★
船代・・・¥36000
宿代・・・¥13290
食事代・・・¥9650
ガソリン代・・・¥1094
観光費、交通費・・・¥3320
雑費・・・¥4500
合計:¥約67600
齢21で生涯過去最高額の旅行となったが、それでもよく7万で収まったものだと思わず感心。カブの持ち味である低燃費と、2日目の快活1泊1700円(学割)がかなり効いた模様。


★旅総括★
個人差はあるだろうが、丸1日近い船旅は大変にしんどいものである。利用は10年に1回くらいでいいと悉く思い知った。
タイムパフォーマンス的に一番スマートな作戦としては、飛行機で福岡空港までひとっ飛びし、近隣のバイクディーラーでバイクをレンタルするという流れだろうか。これなら船旅往復2日をたったの4時間に節約できる。ただレンタル代がかさむが。

ど~~しても自分のバイクを持っていきたいのであれば、バイクは船で無人航送し、自らは後日羽田から北九州空港へ、そこから新門司港までタクシーというプランだが、こちらに関しては費用がもっとおぞましいので計算したくない。

あと当然っちゃ当然だが、真夏にツーリングを敢行することも大変しんどい。旧友との再会も果たせて旅の内容そのものは大変満足だったため、いやらしい時期をチョイスしてしまった。
バイクは涼しくなったら走ろう!



次回、ヤビツ峠(鋭意計画中)!バイクスタンバイ!

~福岡・カブツーリング 完~