2023年6月、漫画ないしアニメ『ゆるキャン』をモチーフとしたアプリゲーム
『ゆるキャン△ つなげるみんなのオールインワン!!』(以下、つなキャン)がenish(エニッシュ)よりリリースされた。
さっそくだが、このゲームの一プレイ画面をご覧いただこう。
くどいだろうがこれに似たUI、どこかでお目にしたことはないだろうか・・・?
ほぼウマ娘やないかーい!👆💦
そんなウマ娘もよく「パワプロのパクリだ!」と言われ、しまいにはパワプロ開発元の特許ゴロのコナミに訴えられているが、それでもリリース2年で2600億円を売り上げる偉業を成し遂げるなど留まるところを知らず、ウマ娘は大いに成功しているといえる。
しかしながら陰に、それなりに世間に知れ渡っており、同じようなゲームシステムをもってしてでもつなキャンは「つまらん」「システムが意味不」など酷評が吹き荒れているのもまた事実である。
▼おかげでサジェストはご覧のありさま
蓋を開けてみればツッコミどころがたいへん満載な当ゲームなので、ウマ娘などと比較をしながら問題点を見ていこう。
- チュートリアルが冗長(改善済)
- キャンプモード
- 気の遠くなるギア収集
- ストーリーはアニメの追従&キャプチャ使い回し有
- 不親切なUI
- いろいろな物が使い回されたガチャ
- そもそもゲームに向いた題材ではない
- 総じてenishがクソ
- <さいごに>
チュートリアルが冗長(改善済)
リリース初期は、名人ばりに連打でプレイしても1時間程はかかっていた。リセマラなんてできたもんじゃない。
お試しガチャ、サポートカード編成、キャンプ、道具のクラフト、道具のホームでの配置までこのゲームのイロハを一度にやらされるので非常に効率が悪く、最初にやった事なんて記憶力MAXの若者だとしても、もう覚えていない。
そこを初めて開いた時に小出しにチュートリアルしてくれれば覚えやすいだろうに。
案内を受け、次に操作するコマンドにしか触れないことは構わないとして、誘導される時の「ココダヨ(cv.豊崎愛生)」の音声が とっっっっっっっっっっっってもくどい。1時間のチュートリアルゆえ思い出したくないくらいの回数を聞かされたものだ。5秒に一回ほどだったか?
これに関しては後にチュートリアルをスキップできる機能が追加されたため、9割方カットされリセマラも容易になり、「ココダヨ」の煩わしさも解消された。
まあこれはいいだろう。
キャンプモード
もうお察しはついているだろうが、ウマ娘でいう「育成モード」である。
キャンプに育成とは…とまず思ってしまうが、それに関しては後でとりあげ、ここではシステムの内容のみを扱う。
ステータスの意味が分からない
まず、各トレーニング(?)によって得られるステータスをご覧いただきたい。
いや何をどう活かせる能力なんだーい☝️💦
ウマ娘であれば「スピード=最高速を求めるには必要だな」「スタミナ=長距離走には必須なんだろうな」のように、ある特定のステータスを伸ばすことに意味を見出しやすい。
要するに「レースのこんな所で役に立ちそうな能力だな」とある程度予想がつきやすく解りやすい内容となっている。
心なしかその意味が全く見出せない。
ぬくもりって何やねん。布団で寝ればぬくぬくできるやろがい
『結局全て「まんぞく」に繋がるのでは?』という極論が出てもおかしくない、よく分からないステータスばかりが列挙されている。
トレーニング(?)にも不自然な点あり
ゆるキャンにおいてトレーニング(?)内容は以下の通り。
ターン制&体力制を採用してしまったゆえ、現実味のないor意味の分からない展開が発生してしまいがち。
「おしゃべり」「ながめる」は頑張れば永続的に行え、「たきび」は火を絶やさせないという解釈なら何度行ってもかろうじて不自然ではないが…
「せつえい」も何回でも実行可能。キャラクターが何度も同じテントを設営する光景を目の当たりすることとなる。普通1回のキャンプで一回きりの行為では?知らない人のキャンプでも手伝ってるんかいな。あれ…?でもゲーム中周りに他の人っていないよな…?
「たべる」に関しては何から何まで意味不明。昼から晩までお菓子やカップ麺ばかり食べている奇妙な人になるし、成功の有無問わずなぜか体力は減るし、体力のない状態だと失敗もある。本当になにこれ。
ウマに倣って苦し紛れに5つ用意しなくても・・・。
余談だが、メンバー間で絆ゲージを貯めると行える「友情トレーニング」は「コラボレーション」と銘打たれているが、なんかダサい。どうせ仲良しゲーなので、開き直って友情トレーニングにでもしてくれた方がまだマシに見えてくる。
キャンプミッションがめちゃくちゃ
ウマ娘にあたる「目標レース」である。
内容は薪割り大会、料理アレンジなど多少バリエーションがある。
ミッション過程が自動的に3カット入り、それぞれに「よくできました!」「いまひとつ…」のどちらかの評価が下り、それらを勘案したうえで最後にアルファベットS〜Bで評価される(画像下)…がっ!
評価がめちゃくちゃではないか…!
「よくできました!」3連発なのにB評価、「いまひとつ…」過多なのにAないしS評価と、攻略サイトを見ない限り評価基準が全くもって不明。同一ミッションに同一装備で挑んでも毎回かなりバラツキが出る。
レアリティの高いギア、要するにキャンプ道具を装備させれば高評価が安定して取れやすいとはいうが、ギアはギアでまた問題があるので後述する。
▲ウマ娘も競馬という題材ゆえ多少の運要素があるが、こちらは運要素が桁違いだ。
そもそもキャンプで目標ってなんやねんと。
ウマ娘やパワプロでは、定期的にレース・試合に出場して育成キャラの力試しを行うことが大事である。また、ウマ娘であればそもそも競走モノなので「上位に入線すればよい」と、ゲームをせずとも題材の時点で目標がある程度予想しやすい。
また、自身の有するキャラクターで目標を成し遂げることで成長をより実感でき、今回ないし次回以降の育成のモチベーション向上に繋がる、むしろ必要不可欠なツールだ。
このゲームではどうだろう。現実でも成長することでトラブル対処など基礎知識を身に着けることはできるだろうが、
キャンプに成長を求めることは必ずしも必要なのか?キャンプで定期的に行う力試しとは何なのか?”ゆる”キャンとは?と考えると色々止まらなくなってしまう。
気の遠くなるギア収集
多すぎるって。コンプ勢死にそう
ある程度ゲームを進めていただいた方には分かるだろうが、ギア・料理を作るにはそれらの「設計図」「素材」が必要である。
それらは1回十数分かかるキャンプを終えることによって初めて得られるアイテムであり、いざこれらを集めようものなら、果てしない時間が必要になることが確定する。
補足:オートモードが追加されバックグラウンドでも勝手にキャンプを進行してくれるようになったが、それでも所要時間は10分程度かかるためお手隙になるだけ。そういうのじゃなくてスキップ機能をつけてくれ。
ギアの方にいたっては消耗品という特性上汚れがたまるため「メンテナンス」が必要なのだが、これにも素材が必要となるため深刻な素材不足に陥りがち。
ストーリーはアニメの追従&キャプチャ使い回し有
シーンの半分はねんどろいどの様なデフォルメキャラによる3DCGで再現されているが、残り半分はアニメのキャプチャで済ますやっつけぶり。唐突な使い回し紙芝居スタイルである。
原作ファンには再現性などに多少はニヤリとするだろうが、どうせやるなら全部再現してくれや・・・。
というか、enishはオリジナルストーリーの一つも考えられないのだろうか?日常系のゆる~い作品だからこそ、IFストーリーを作るにも幅が利きやすいはずなのに・・・。
クソガバガバシステムの育成モードやホーム画面の穏やかな雰囲気を眺めることが本命なのはそりゃごもっともだが、だからといってココをおざなりにするのは違うだろう。このモードが存在する以上、責任をもって作って欲しいものだ。
不親切なUI
トップメニューはわりかしまとまっている・・・がっ!
一番左下の「△」で表されているメニュー画面を開くとこんなありさま。
魔窟か。
『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのようにユーザーの使用頻度に合わせてボタンサイズの調整こそなされてはいるが、似たりよったりの色合いやテキスト量のせいでごっちゃな印象に。「キャンプ」や、ギア周りを扱う「クラフト」はトップメニュー(ひとつ前の画像)からでもアクセス可能なので、むしろ余分まである。
まあスマブラの場合はまとめ過ぎるあまり、各種設定すら「いろんな"あそび"」の中に入れられ別に問題が発生しているが・・・。
話を戻し、さらに右上の4連ボタンのうち「田」のボタンを開くと…
もっと魔窟があった。しかもここで初めて「メニュー」の文字。さっきの画面は何だったんだ?と思えてしまうからよりややこしい。
ホーム画面から設定画面に行きたい場合とで、ウマ娘と比較してみよう。
このようにワンクッション遠回りなアクセス性であるうえ、そもそもトップ画面の綺麗さを追求したせいでメニュー画面はごっちゃになるばかりか、整頓すらされていない。
汚部屋に人が遊びに来ると聞いて、表だけキレイにしてあとは押し入れに詰め込んでいるのと何ら変わらない。
ゲーム初心者であれば迷子必至だし、慣れたとしても二段階踏まなければ辿りつけないのはたいへん面倒。
開発者の自宅が見てみたい。
他には、アイテム「ツカぽん」は銀、金、虹色と3種類展開されているのだが、スマホ版ではアイコンでの判別が非常にしにくい、育成のトレーニングメニューはそれぞれメニュー間でスライドが不可能なので情報が比較しにくいなど、枚挙にはいとまがない。
きちんと実機でテストプレイをしたのだろうか?
まあ良いところを挙げるとすれば、「ゆるナビ」というやる事リスト的なものに方位磁針のアイコンを用いた事だろうか。方角を示し人を導く用途のアイテムをここで採用したことは有用だろう。
このゲームの数少ない褒めポイントである。
いろいろな物が使い回されたガチャ
ウマ娘同様、「キャラクターガチャ」「サポートカードガチャ」に大別されている。
ここすら似てることには目を瞑るとしても、ここからさらに問題有。
キャラクターガチャを引いた際に流れるBGMは、ゲームオリジナルなどではなく亜咲花の「Shiny days(ボーカル入り、しかもイントロから)」。一方サポカガチャもアニメ中に使用されたBGMと、なんとどちらも使い回し。どんな短命ゲーでもこれだけは作られているってのにやる気ないでしょ。
くどすぎるせいで「Shiny daysが嫌いになった」「引退した」との声もTwitter上でちらほら見かける始末。ムービーはかろうじて作られているため(確変演出あり)、結局ストーリー同様詰めが甘いのがenishクオリティ。
サポートカードは、リリース初期のラインナップはなんとアニメのキャプチャのみ。全く同じことをして(+複合的要因で)悉くクソゲー扱いされてしまった、今は亡きインデックス開発のアーケード音ゲー『けいおん!放課後リズムタイム』をまるで参考にしていない。
▼初期のガチャ。アニメを観たことがあれば尚更ピンと来るだろう
▼改善後。リリースひと月でデフォルメキャラのカードが登場した
▼使い回しサポートカードによるイベント発生画面
大抵のユーザーは「書き下ろし」といったように、ゲームという新しい媒体だからこそよりオリジナリティのあるコンテンツを求めているだろう。そんな期待を平気で裏切られてこれを出されたらそりゃ憤慨ものである。
そもそもゲームに向いた題材ではない
結局これが頂点である。
作中でも言及されているが、キャンプは
❶設営して
❷火起こして
❸飯食ったら
あとはヒマしか残らないのである。まあそのヒマをどう活用するかがキャンパーの腕の見せ所なのだが。
まあ平たく言ってしまうが、それくらいしかやることの無いゲームにわざわざ課金しようと思うだろうか?
ゆるいゲームの代名詞に『どうぶつの森』シリーズがあるが、移り住む住民との半永続的なコミュニケーション、ランダムに登場する動物・魚、カブを用いた疑似ギャンブルのように、買い切りゲーなので課金の札束で殴り合うようなイベントもないしゆるく遊ぶこともできるし、アイテムコンプリートをしたければガッツリ遊べるし、十分にゲーム性が織り込まれている。
今度はゲーム開発者の腕の見せ所になるが、仕上がり次第では「ゲー無」という名を冠されてもおかしくないだろう。
要はゆるキャンをゲームとして開発した時点で中身・ビジネス的にも詰みなのである。
事実、ニンテンドーSwitch・PS5より『ゆるキャン Have a nice day!』という2021年にリリースされた先客が、薄々それを証明してしまっている。
これは平日は学校、土日はキャンプというルーティンを5週間繰り返すゲームなのだが、ゲームとしてゆるすぎるあまりAmazonのレビューでは「電子紙芝居のようだった」「小説に近い」「やり応えのあるものにしてほしかった」という評価が散見された。ゲームとは…
中身の無さを露呈させたくないためか、開発元のMAGES公式が「ゲーム実況はお控えください」とアナウンスまでする始末。
話しをつなキャンに戻そう。
ウマ娘の大ヒットぶりに憧れたのかは知らないが、この題材にして育成ゲーム方式を取り入れたことは明らかにミスチョイスだし、誰も待ったをかけなかったのだろうか?まあその程度の会社なんだなってことはうかがえるが
育成ゲームに向いているジャンルとしては、やはりウマ娘やパワプロといったスポーツものである。
ステータスを設けることでキャラクターの成長具合が容易に把握できるし、そのステータスを伸ばす手法としてトレーニングを用いるのである。現実でもそうだが、トレーニングはコツコツ繰り返すことに意味があり、その点でお菓子ばっか食って成長とかほざくどこぞのゲームと違いターン式であっても違和感を感じにくいからだ。
いっそのことスマブラよろしく格ゲーにでもしてしまった方が面白さが倍増するだろう。リンが原付で轢いたりちくわが巨大化したり(後略)
総じてenishがクソ
なんてたって対応がお粗末。
・とある新衣装が実装された際、予告されていたスキルと別のスキルが発動されていたにも関わらず、メンテナンスもせずしばらく放置
・詫びのスタミナ配布は個数を30倍に間違える
・不具合の問い合わせメールを送ったものの、来たのは自動返信メールだけで詫びや報告もなくサイレンス修正(体験談)
・松ぼっくりミニイベント(後述)の報酬「Amazon100万円分!」が「感謝のアマギフ大放出」とテキストを勝手にすり替える
など・・・のっけからやる気の無さが露呈しまくっているうえ、誠実性が微塵も感じられない。
松ぼっくりイベントに関してはもはや報酬インパクト全振り。トップランカーなら報酬はAmazon100万円分。
新規ユーザーをむりやり集めて課金可能性を見い出そうようとするだけで、原作ファンへの配慮が一切見られないクソイベントでありゆるキャンへの冒涜でもある。
仮に報酬インパクトだけを大きくして人が集まっても、ゲームの根幹がクソのままであれば、イベント終了時には蜘蛛の子を散らすがごとくユーザー人口の激減は秒読みであろう。日本国政府も真っ青になるその場しのぎっぷりである。
▼問題のイベント
ちなみに当イベントだが、上級ランカーより「フルスペックで挑んでも1位並のスコアを取ることが不可能」という報告が上がっており、ランキング上位にサクラがいるという噂が流れている。
これが事実であれば100万円に釣られたユーザーをまんまとカモにする、まさにクソ企業の所業である。潰れろ。
極めつけは、つなキャン製作陣の舐め腐った思想である。
noteに上げられた対談の一幕をご覧いただきたい。
enish 真田:僕がキャンプに行ったりすることもそうですけど、アニメもずっと流して見ていて。やっぱりファンの皆様に物を届けるにあたって、元々ファンじゃない人間がゲームを作るのって若干失礼かなと思う部分があるんです。
なので、どこか失礼に当たらないようにずっと朝から晩まで『ゆるキャン△』のアニメを流して見ていますし。
キャンプにできるだけ行って、少なくともそのファンの皆様に申し訳立つぐらいは、『ゆるキャン△』のことが好きになるように今努力しています。実際に好きになっているという自負があるくらいのことはやっているんですよ。
流して観てる癖に「失礼に当たらないように」とはどういう言い草だ?真田。ぶっ○されたいのか?
あと好きになる自負がある"くらいのこと"ならミーハーでも出来るわ。笑わせんな。
クソ対談の全文は下から
この一文を見たときに私はこの上なく憤慨し、失望した。「ハイハイ、適当に作るなってオタクらに騒がれるのが嫌だから観てますよ(笑)」程度の所詮金稼ぎの手段としか考えていない、作品へのリスペクトが微塵も無いクソ人間のセリフである。
「申し訳の立つくらい」という割には流し観発言など、言ってることとやってることが矛盾しており、とにかくやる気の無さが直球に伝わってきた。情報収集のために『けいおん!』好き社員を集める社内メールまで送ったあっちの方がまだマシに見えてくる。
唯一納得したことといえば、パクリ・使い回しなどのやる気のないシステムや、オリジナルストーリーではなくアニメ追従の紙芝居ストーリーも、全てこの真田の考え(笑)に基づいた産物であり、ようやくクソゲーゆえんのロジックが繋がったことである。『"つながる"みんなのオールインワン』とはきっとこういうことなのだろう。非常に面白い。
育成も、ストーリーも、ガチャも、100万円の松ぼっくりも、全部そう。「本気でリサーチしてファンに愛されるものを本気で作るんだ!」という意欲ならびに愛が無いからこんなスカスカな物しか作れない。そんな気持ちでゲームを作るのであれば、最初からこのゲームが存在しなかった方がはるかにマシである。
クソゲーwikiでスマホゲームが執筆できるのであれば、クソゲー判定は間違いなしだっただろう。対象外で良かったなおまえら!
悪行の末路
つなキャン以前より赤字続きであったenishであったが、テコ入れとしてリリースしたであろうつなキャンの努力むなしく、2023年の2Qは(4〜6月)はリリース延期でその分の開発費や減収分が相まって、2割の大減収、トータル8億3千万円の大赤字。むしろ赤字拡大までしている。
リリース初期は特に稼ぎどきだってのにこのザマなのは当然の報いだろう。
3Q(7〜9月)がどう出るか、たいへん楽しみである。
2024/01追記:
2023年3Qの業績がとっくに出ていました。
最終利益、10億1千万円の赤字でございます☆彡
▼2023年の売上等の累計(3Qだけで10億円の赤字ということではない)
▼2023年各Q別はこちら。
▼グラフにするとこんな感じ。つなキャンは企業に何一つ貢献できず、ただジリ貧
何から何までいい数字に恵まれていない。リリース後のやや稼ぎ時である3Qでは多少は売り上げたらしいが、結局開発費や維持費からか赤字のまま。
ゆるキャンというでっかい看板を引っ提げてもこの数字。もうやめにしませんか?
<2024/01追記終了>
当然株価も大暴落。つなキャンに期待して買った人がすぐ売ったことが露骨に見て取れるばかりか、リリース以前より悲惨なことになっている。完全につなキャンが腫れ物となっているようだ。
セルランはというと、iOSで2023年9月の平均が575位である。
game-i.daa.jp
ソースがGame-iのどんぶり勘定なので参考値に過ぎないが、これが700万部を売り上げた大人気漫画のランキングとは思えない。
なんならリリース月の6月ですら100位を下回る始末。
▼2023年9月中の推移(薄い赤)。一般的にサービス終了のリスクが急激に高まるとされる400位をぶっちぎりで下回る。
※2023/11/03追記
DL数推移(android、リリース日以降~)もみておこう。ソースは先ほどと同じGame-i。
一目瞭然である。つなキャンは伸びっぷりが完全に頭打ちそのものだし、そもそも700万部を売り上げた漫画のゲーム(略)。公式は「1000万DL達成!」と謳ったようだが、きっとそれはリセマラ勢込みでの数字だろう。
直近のDL数はというと70回/日前後、すなわち約20分に1回ペースと地方のローカル線並みの少なさであった。
<さいごに>
私は原作も持っているし、アニメも劇場版も全て観に行き、山梨・静岡県等への聖地巡礼も何度も敢行したほどであるが、このゲームにはたいへん幻滅してしまい、ものの1か月ほどでアンインストールしてしまった。まあ世間一般でも人気な作品ゆえ、ガッカリしたのは私に限ったことではなかっただろうが。
そもそもゲーム化させたこと、これらのクソシステム、デモムービーやインフレしきった報酬で人を釣り、開発者は舐めきっている。どこをとってもやはりゆるキャンへの冒涜でしかない。このゲームに出てくるキャラらは自分をゆるキャンのキャラクターだと思い込んでいるおっさんの集まりであると言い聞かせた方が精神衛生的に一番よいだろう。
また、題材がゲームに向いていないと先述してしまったが、手を込んで作りさえすれば『have a nice day!』のように、極端に悪評やボロの出るものにはならなかったはずだ。コンテンツそのものよりそれを活かす人側に明らかな問題があったといえよう。
例えるなら料理が下手な人である。たっけえ肉を買ってきたのにぶきっちょすぎて黒焦げにしてしまった、みたいな感じ。
今後の見通しであるが、セルランやenishの業績から素人目に鑑みれば、1年以内にサービス終了してもおかしくない。というかさっさとしろ。このゲームをアニメ3期放送までに生かしてはならない。放送の合間のCMでこんなものが宣伝でもされたら、ゆるキャンというコンテンツそのものが終焉してしまうかもしれない。
ミーハーが「へぇ~ゆるキャンってスマホゲームもあるんだ、やってみよう!」→「は?なにこのゲーム、クソ過ぎ」→「ゆるキャン=クソだ!」→「炎上、オワコン」という一連の負の流れが生まれてしまうことが何より恐ろしいからだ。
実際、終焉の匂わせはあることはある。
リリースからたった2ヶ月で強力なカムバックキャンペーンが開催(下画像)され、松ぼっくりイベントの報酬に「100万円のAmazonほしい物リスト」・・・。ゲーム内外問わず、すでに露骨なインフレが発生している始末。これはサ終秒読みか?
▼こういうのはせめて周年イベントとかで行うものだろう
2024/01追記:
当年2月から3月末まで長期メンテが行われるらしいですね。律儀に真田からのメッセージを載せたツイートもあるようで。
本当にテコ入れによるものなのか、苦し紛れのサ終しのぎなのか、真田の真意やいかに。私は前述しているが、ハッキリ言って長期メンテに入ってそのままサ終してほしい。
あと「つなキャン サ終」と検索するとはちま起稿とかのアフィを差し置いてかなり上に出てきているみたいでウケる。ページの下部に出てくれば良い方だと思っていたが、不覚。
今後も動きがあれば追記します。
<2024/01追記終了>
2024/04追記:
(テレビCMより)
まことに遺憾である。当ゲームは3期放送までにサ終しなかった。
リニューアル後のレビューはしません。真田がいる以上あの腐った思想がこのゲームに宿っていることは変わらないと思うと怒りがこみ上げてくるし、なんせ面倒。
レビューしてくれる有志求む。
<2024/04追記終了>