ガーヒー★旅行備忘録

旅行からバイク、しょうもないことまで。

【廃道】千葉・三島隧道のランクルに動きがあったためご報告

今年は暖冬だったので、ツーリングに困ることもなく
しかもまだギリ学生という暇なうちにということで、廃道マニアで知らない者はいない三島隧道のランドクルーザーランクルを拝みに行くことに。

昨年の秋にもこれに挑んだことがあったのだが、草木がまだ生い茂っており引き返した挙句ヤマビル(ちびサイズ)に刺されたりと、踏んだり蹴ったりな結果だったため、そのリベンジでもある。
それを踏まえヒル駆除用の塩等、真冬ではあるが下準備はかつてない程念入りに行った。


荒廃した道を歩くこと10分だっただろうか。



着いた――――――――

しかし着いて早々明らかに違和感がある。
ランクルの窓に貼られた張り紙である。

撤去の勧告書き
廃道とは言え余計な事律儀に把握・管理している行政には脱帽である。

しかし2つある出入口は鉄板やら鎖で封鎖されてるってのにどうやって撤去しろってんだよ😂
道中の木々も片さなければならないこと必至だし、お役所のやる気の無さというか、やるせなさ……を感じてしまう。

(左:2023/10,右:2024/02)
ちなみに廃道道中のダイハツ・ムーブでも同じ貼り紙を確認できた。
私が昨秋(画像左)に訪れたときは無く、かつ訪問直前(ことし1月中旬)の他人のツイートでは確認できなかったため、かなり直近に貼られたものであると推測できる。



「強制撤去」等の文言ではないとはいえ、行政に目をつけられた以上撤去のリスクが増大したことには変わりない。
ここら一帯は暖かくなるとヤマビルの魔窟と化すので、見に行きたくば今のうちをオススメする(もちろん廃道である以上自己責任で)




実際に行くとより実感できるが、まるで亜空間。人類が破滅した世界線的な。


開いていたり閉まっていたりなにかと忙しいランクルのドアだが、今回は閉扉。


先客は割と近いうちにもいたようだ。


いかにもこじ開けてやりました感の漂う、三島隧道を覆う鉄板。


この日は南西の強い風、トンネルから常時冷たい風の供給付き。
相変わらず反対側のこじ開けられた鉄板も放置されており、あちら側にも抜けられそうだ。


先客はやはり確実にいたようだ。
お土産のひとつもない私よりはるかに善行である。



この亜空間はいつまで続くのだろう。