ガーヒー★旅行備忘録

旅行からバイク、しょうもないことまで。

東海汽船でバイクを運びたい人のための備忘録

ツーリングで最近利用する機会があったのと、
紹介しているブログが全然無い上にやっと見つけても分かりにくかったため、ここに記すことにした。


東海汽船、バイク輸送に関してのページ。
料金や乗船券の購入に関しては値上げ等で変更の可能性もあるため、念のために公式サイトを確認することを推奨。
www.tokaikisen.co.jp


今回のケース

【往路】東京→大島(岡田)
【復路】大島(元町)→東京



予約

全てはここから始まる。
バイクの積載は完全予約制なので、当日ぶっつけで行くことがないようにしたい。

なお予約にあたり、
①予約受付は乗船日の7日前まで
②電話予約のみ
③受付時間は平日昼間のみ
④人間用の乗船券を先に買っておく

以上の4点を気を付けていただきたい。
なお人間用の乗船券はインターネットでいつでも購入できるのでご安心を。


▲連絡先。いかにも会社の営業時間って感じ。

人間の乗船券と紐づけしておくのだろうか。いずれにせよ実際に予約時に予約番号を聞かれるので、これはマストだ。


ほか注意事項(公式サイトにもあるが念のため)
・250cc以上は受付不可

積載に用いるコンテナはハッキリ言ってちゃっちい。写真を撮り忘れてしまったが、ニーハンが限界ということに納得するサイズ。ハーレーなんてもってのほか。
・三輪バイクは受付不可
トリシティやサイドカー付きが該当する。固定具が不足したり、歪な形ゆえ車止めやロープでの固縛が不安定になるリスクが高いからだろう。
・横浜(大さん橋)はバイク乗船不可
少なくとも2010年までは50㏄以下であれば受付していたらしいが、いつからか廃止になったらしい。(電話にて確認して数日後、公式サイトにもその旨が記された。)
https://www.travelroad.co.jp/izu/wp-content/uploads/mochikomikijun.pdf
▲当時のパンフ。50cc可の記述がある。


余談だが、乗船券の予約番号は8桁だが、最初の0を省いた5桁だけでも通じるぞ。


東京→大島

1.バイク運搬

乗船地は竹芝客船ターミナル。

竹芝発のバイク受付は20時~21時の間。遅れたらアウト。
渋滞が見込まれる場合はあらかじめ早めに家を出るなり、臨機応変に対応しよう。
早くつくことには損はないので、早着したらしたで近隣をぷらっと散歩してもいいかもしれない。

次の「2.」で乗船券の提示を求められるかもしれないので、バイクを運ぶ前にターミナル内で乗船券を発行したおいた方がスムーズだぞ。


★運ぶ場所★

まずマストのある「中央広場」たるところへ向かおう。
航空写真の半円の赤いエリアだ。カーナビを使うなら目的地を「モヤイ像(竹芝客船ターミナル)」に設定しておいた方がいいだろう。

広場内には「車両(自転車・バイク含む)進入禁止」と但し書きがされているが、堂々と進入して構わない。
というか、そうしないと次のステップに行けない。


広場に侵入進入したら、矢印の方面へ向かう。


ここだ。

さらに奥へ入り、ここへバイクを停めよう。

ここにたどり着くまでに、写真右の自動ドアに伝ってロープや柵が張られている事があるが、構わずどけて進入して構わない。
というかそうしないと次の(略)

2.料金支払い

次はバイク料金の支払い。
ターミナル内の左端に「受託手荷物受付」があるので、そこで料金をお支払い。
(まあバイク置いた場所とここは繋がっているので、迷うことは無いと思うが)

料金は以下の通り(23/05現在、大島まで片道)
〜50cc:   2500円
51〜125cc: 5500円
126cc〜250cc:8000円


半券を貰おう。
東京ではクルーが勝手に積載してくれるため、あとは放置でOK。
(これはバイクに括り付ける方の券だが、書式は何ら変わらない)

<注意事項>
・ハンドルはロックしないこと(バイクを運べないから)
スマホホルダーなど取り外せるパーツは取り外すこと(運搬中の傷云々でトラブルの元になるから。リアキャリアなどその場ですぐ外せないような物はそのままで可)

3.乗船

出航約20分前にアナウンスがかかるので、改札へ向かおう。かかっていなくとも列に並んで待つことも出来るが、冬は寒いぞ。
乗船口は北側、要は待合室を出て右。ちなみに南側には黄色い船が停まっていると思うが、それは八丈島行きの船だ。乗り間違えだけは避けたい。

船内での過ごし方はここを見て参考にしてくれ!
top2202hakko.hatenablog.com


4.下船

岡田港、元町港共通である。
寄港後真っ先にでも降りない限り、タラップの側に既にバイクが下されているはずだ。

コンテナのそばまで行き、係員に半券を渡そう。
そしてバイクを引き取り、フィニッシュ。


大島(元町)→東京

バイク受付は出港の60分前に「3.」まで済ませよう。
もちろん遅れたらアウト。翌日の便まで待ってもらうことになる。

0.乗船券は持っているか?

往復乗船券を購入していれば何ら問題は無い。そのまま次のステップへどうぞ。
もし復路を買い忘れていることに気づいたらすぐターミナルへ行き、復路の乗船券をおさえよう。
空席が無かったら詰み、少なくとも翌日の便まで待ってもらうことになる。

1.バイク運搬①

バイクを山田回漕店の前へ運ぼう。
どこだよとお思いだろうが、元町ターミナルのロータリー目の前にあるので、締切間際でも慌てる必要はない。
▼一番右の茶色い建物。地図だとここだ。


2.料金支払い

受付におじさんが常駐しているので、ちっこい小窓から料金を支払おう。決してターミナル内で払おうとして右往左往しないように。
そして往路同様、札をバイクに取り付けよう。

3.バイク運搬②

元町港では、桟橋までバイクを自らの手で持って行くセルフシステムになっている。
桟橋端部にコンテナの積まれているエリアがあるので、そこまで運ぼう。

▼手が写ってしまった。ヘタクソである。

積載担当のおじさんが「見ていくかい?」と声掛けしてくれたので、余裕があれば積載される瞬間を眺めてみるのもいいだろう。

余談だが、桟橋の入口が坂道だからってエンジンかけずにニュートラルで勢いつけて突っ込んでも距離が全然足りなかった(経験者談)。

当然ハンドルはロックしないこと
(当然運べません)

スマホホルダーなど取り外せるものは取り外すこと
(トラブルの元になります)

4.乗船

あとはターミナル内や周辺でゆっくり過ごそう。
アナウンスがかかり次第、桟橋へ向かおう。14:05(出航約25分前)くらいにかかった気がする。

5.下船

ボーディングブリッジより下船すると、以下のような看板に出くわす。


「受託手荷物引渡し場所 B-1ゲート」

要は往路でバイクを置いた場所。
そこに向かえば君のバイクが置かれているはずだ。

半券と交換し、バイクを引き取ろう。


受け取り後は往路同様、広場を横切って帰路につく。



行程は以上!!!
君もあしたから非日常の離島ツーリングを楽しんできたまえ!